▲観察会で見たツクシハリガネゴケ
コケも、道端の草花も、山の木々も、いたるところでもりもりとした緑が楽しめる季節となりました。
前回の記事でお知らせしたNHK文化センターの観察会も無事開催でき(前日まで雨が続き延期かと危ぶまれましたが)、
今月半ばには、岡山コケの会関西支部のコケ観察会も約2年ぶりにリアルで復活!
こうして屋外で皆でコケを楽しめる日々が少しずつ戻ってきていることに安堵しています。
さて、そんな5月も下旬に入りましたが、今日は取り急ぎのコケ情報です。
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NHK「テントを背負って コケの〝聖地〟へ」
明日5月24日(火)12時半~13時、NHKBS4KとBSプレミアムにて放送。
3月末に放送されたものの再放送です。
とにかくコケの美しさが堪能できる映像です。ぜひご覧ください!
※番組情報→ ☆
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滋賀県・旧竹林院に見る石×コケの美【コケ愛好家・藤井久子の“コケ目線”で歩く寺社仏閣めぐり第二回】
旅情報サイト「旅色LIKES」さんで、今年から『〝コケ目線〟で歩く社寺仏閣めぐり』という連載(3回連続)
を持たせてもらっていまして、今回はその第2回です。
第1回は北陸・石川県の那谷寺を紹介させていただいたので、今回は私のホームである関西のどこかでと思い、
知る人ぞ知る滋賀県の旧竹林院の苔庭をレポートしました。
関西で苔庭といえば京都のイメージが強いですが、じつは滋賀県も負けてはいません。
NHK大河でも知られた明智光秀にゆかりのある坂本地区は、穴太衆(あのうしゅう)という石工職人の町。
町のあちこちで見られる立派な石垣は、野良苔たちのパラダイスでした。
※旅色LIKES「滋賀県・旧竹林院」記事→ ☆
●おまけ
5/14(土)に開催されたコケ観察会で見たコケたち。
▲主にハマキゴケ。海のような宇宙のような、コケが織りなすならではの景観。雨上がりの特典でした
▲エゾスナゴケ
▲トサカホウオウゴケ
▲タチヒダゴケ
▲フルノコゴケ
▲コバノチョウチンゴケ。ここからは終了時間後に希望者のみお連れしたオプションツアー
▲リボンゴケ
▲ヒメクラマゴケモドキ
▲コケを観察する参加者の皆さん
▲キクラゲの仲間かな? こちらは観察会前の下見時に。
この日は岡モス関西メンバー数名がお付き合いくださり、キノコにも心惹かれ…(笑)
▲こちらがカメラを向けてもおかまいなしで、むしゃむしゃとキノコをほおばる方たち。
ヨツボシケシキスイという甲虫の一種だそうです
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【追伸】 7月にもまたコケの講座を予定しています。また詳細が決まり次第、お知らせいたします!