<私信>
昨日4月4日に「世田谷コケ散歩」(4/27開催)の申し込みを、
ドコモの携帯からメールくださった I 様(イニシャル C . I 様)
お申し込み受付についてこちらから返信したのですが、
携帯以外のメールのブロック設定をされているのか、
こちらから何度メールを送っても、戻ってきてしまいます。
このブログを見られましたら、携帯の設定を変更していただくか、
もしくは連絡が取れる他のメールアドレスを教えていただくか、
どちらにせよその旨、ご一報いただけますでしょうか?
お手間をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。
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さて、暖かくなってすっかりコケの季節到来!ということで、またまたコケ情報です。
◇6/29(土)「コケ類入門講座:コケ類観察の基本テクニック」(日本蘚苔類学会・国立科学博物館共催)
国立科学博物館の樋口正信さん(蘚類担当)と千葉県立中央博物館の古木達郎さん(苔類担当)による
毎年恒例のコケ講座が、今年も行われます。すでに参加申し込みがスタートしているとのこと。
コケ初心者を対象に、コケの観察方法と
そのポイントをわかりやすく解説してくださる講座です。
お二人とも初心者のなにげない質問にも懇切丁寧に答えてくださる先生方です。
過去に私も参加したことがありますが、「コケを知りたい!」と思いつつ「どうしていいかわからない!」と
普段モヤモヤしている初心者にはうってつけの講座かと思います。
申込方法など詳細はこちらへ(6月8日 締切) → http://www.kahaku.go.jp/event/all.php?date=20130629
◆4/6(土)23:00〜 BS日テレ「中川翔子のマニア★まにある」
明日からスタートする新番組なのだそうですが、
その第1回・2回の特集がなんとコケ!
タイトルが「苔女(コケジョ)・苔を愛する人とは? 」とあります。
http://www.bs4.jp/manimani/
この番組に私は何もかかわっていないのですが、
実は企画段階の時にテレビ制作会社の方から
メールでちょっとした打診がきまして。
その際には、日常生活で趣味として“苔”の世界にハマッている
20代〜30代ぐらいの男性か女性にフォーカスする内容とのことでした。
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【シリーズ】屋久島で出会ったコケたち
Mar. 3, 2013
淀川(よどごう)登山口から車で下山中。
コケ好き女子たちのアツ〜いリクエストに現地ガイドのOさんが応えるべく、
わざわさ途中で車を止めて教えてくれた、お気に入りのヤクシマゴケ群落。
世界では、東南アジア〜東アジアにかけて分布しているヤクシマゴケ。
しかし日本では1911年に初めて屋久島で発見されて以来、
他地域ではいまだ発見されていないというから、
まさに国内ではここでしか見ることができない貴重なコケといえる。
▲かがんでいる人をスケールにして見るとおわかりのとおり、岩肌を地面からの高さ3メートル以上も覆っているという大群落!
写真に収まりきれていないが、横幅も4メートル以上はあった。
▲コケだけど赤いのがヤクシマゴケ最大の特徴。わりと日当たりのいい、それでいて水がしたたるような岩肌がお好き。
ちなみにこう見えて苔類だ。図鑑によると「茎の長さは2〜6センチ」。かなり大型の苔類だ。
▲群落全体をよく見ると赤いものばかりでなく、やや緑色が残るヤクシマゴケも入りまじっている。
葉を赤くするのは紫外線から身を守るための対策という。
同じひとつの群落とはいえ、微妙な光の当たり方の違いで、
濃い赤になったり、薄い赤になったり、はたまた緑色のままだったり。
水に濡れた色とりどりの輝きを見ていると、
なんだか玉虫を見つけた時にも似た、華やいだ気持ちになる。
ヤクシマゴケ/Isotachis japonic(イソタキス ヤポニカ) (屋久島 2013年3月3日)