Quantcast
Channel: かわいいコケ ブログ I'm loving moss!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 261

7/2(日)~17(月・祝) 苔の「道草michikusa」プロデュース 道草したい、小さな苔の森 at アウラの部屋 @大阪・心斎橋

$
0
0

またもブログでの告知が遅くなりましたが、
今週末7月2日(日)からこのようなコケフェアが始まります!


  


開催場所は大阪・心斎橋のど真ん中にある書店・アセンスさん。

フライヤーの写真にある通り、今回の展示の中心は、
山梨在住の道草さんが手塩にかけて育てた苔テラリウム。

そこに、訪れる皆様に、苔テラリウムを見ているようで、じつは苔テラリウムの中に迷い込んだかのような、
そんなコケがいっぱいの空間を、時間も忘れて道草をするように楽しんでもらおうというのが今回の企画です。

道草さんからお声がけいただき、私も展示の一部(写真や文章)をちょこっとお手伝いさせていただいております。



▲展示予定の苔テラリウムの一つ。もともと「キノコの棚」なるものが店内にあり、キノコ好きが多く訪れるアセンスさん。
 そんなお客さんのために、このようなキノコ型の瓶に入れたのだそう


さらに、もう一つのみどころは、アセンス担当者Kさんが「これでもか!」とばかりに集めたコケにまつわる本の数々。

絶版や高価すぎる専門書(2万円以上する平凡社のコケ図鑑など)をのぞき、ここ10年ほどに出版されたコケ関連の本、
図鑑や入門書はもちろん、テラリウム本や、絵本(最近発行されたばかりの『こけこけコケコッコー』(にしはら みのり著)も!)、
『第七官界彷徨』(尾崎 翠著)、『原稿零枚日記』(小川洋子著)、『工場』(小山田浩子著)などのコケが登場する文芸本、
また、コケが好きな人におすすめの地衣類やクマムシ、粘菌にまつわる本、南方熊楠、牧野富太郎、串田孫一などの読み物まで、
約70種のコケまわりの本が一堂に集まるという、コケ好きにはたまらないラインナップになっています。

そして今回、とくにオススメの本には、全国のコケ好きさんたちにお願いしてPOPを書いてもらいました。
普段から本気でコケが好きな人たちばかりなので、書いてある内容もなかなか本気度が高い(笑)。
こちらも今回の企画展のためだけの展示なので、ぜひお見逃しなく!


また、苔テラリウムが本業ながら、コケを「楽しむ」ことにかけてはアイデアマンの道草さん。
苔テラリウムやコケ本、写真展示のほかにも色々と面白いことを企画されているご様子。

最近のツイッターをのぞいてみると・・・



▲苔ガチャガチャを作ったらしい




▲ジャゴケをケースに入れてなにやら体験型の展示物を作ったらしい




▲会場に行かないと参加できないコケクイズを作ったらしい。抽選で苔グッズが当たるらしい
 (ちなみにこのコケクイズ、拙著「特徴がよくわかるコケ図鑑」にヒントが隠されていたりします)


とにかく色々用意されているようですので(笑)、見たり、読んだり、体験したり、写真を撮ったりと存分に楽しんでいってくださいませ。(^^)


また、最終日7/17(月・祝)にはトークイベントがあります。
こちらも楽しい会にしたいと思いますので、ぜひお越しください。





入場無料ですが「要事前予約」で、現在すでに定員(約30人)の半分くらい埋まっているとのこと。お早めの予約をおすすめします。
ちなみに同日の苔テラリウムワークショップはすでに定員に達したとのことなのでご了承ください。

※トークイベントの予約はこちらのアセンスさんのHPからどうぞ(電話予約も可)→  
(このブログでは申し込みを受け付けていません)



余談ですが、じつは7月はこの他にも、本町でオカモス関西メンバーによる恒例のコケ写真展があったり、
肥後橋では切り絵作家・いわたまいこさんの個展が始まったり・・・となんだかアツい大阪市内。

いずれもさほど遠くない距離ですので、次回のブログではいかに全展示を効率よく回るかも含め、詳細をお知らせさせていただきます!
     

------------------------------------------------------------

●おまけ

もう2週間前のことになりますが、6/16(金)に荻窪の書店Titleさんでの
コケ図鑑刊行記念トークイベントが、おかげさまで盛会に終わりました。

Titleさんの常連のお客様でコケをほとんど気にして見たことがないという初心者の方から、
植物全般が好きな方、コケの愛好会(岡山コケの会)のメンバーでもう何年もコケを観察してきたというベテランの方まで、
30人ほどがお越しくださり、スライドに交えつつ、皆でコケを観察してみるなど、わいわいとアットホームな会となりました。







コケは、初心者向けにコケの話をする際に定番のスナゴケに加え、
ちょっとマニアックな人向けにニスビキカヤゴケ(噛むと辛い味がする)を持参したのですが、
Title店主の辻山さんがニスビキカヤゴケを噛んだあと「食べ比べないとわからない」と
躊躇なくスナゴケも口にされていたのが、ひそかに衝撃的でした。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 261

Trending Articles