
慶應義塾大学出版が毎月発行している『三田評論』から、
少し前にコケについて取材を受けました。
それが記事になってただいま発売中の5月号に掲載されています。
掲載されたのは毎号のレギュラーコーナー「三人閑談」にて。
なんと13ページもコケについての取材記事が載っています!
正直、私としては
「コケのことでこんなにページを使ってくれるなんて…」
と、かなりびっくり!(もちろん嬉しいです)。
慶應義塾生のOB・OGを主な読者対象とした本誌、
雑誌名だけは知っていたものの
塾生ではない私は当然読んだことはなく。
「三人閑談に出てくださいませんか?」と本誌編集のNさんから
最初にお話をいただいたときには、どんな取材になるのか見当もつかなかったのですが、
なんとコケ研究者・有川智己さん(鳥取県立博物館)、盆栽師・村田行雄さん(九霞園三代目)の
お二人とご一緒してコケについて?三人閑談?してきました。
内容は?閑談?の字のごとく、
コケのこと、とりとめもなくあれやこれや。
コケのどういうところが好きかとか、
コケを食べてみたらどうだったとか、
盆栽界から見たコケの存在って?とか、
コケと日本人の美意識について、
三人のおすすめコケスポットなどなど。
普段からコケ友としているおしゃべりのように、
和気あいあいとコケのことを語り合っております。
とくに盆栽師の村田さんとは初対面だったにもかかわらず、
あんなに話が盛り上がったのは、やはりテーマが
お互いにかわいくて仕方ないと思っているコケのことだったから。
しかも今まで盆栽界の方からコケのお話を聞く機会がなかったので、
今回、伺ったお話はとても興味深いことばかりでした。
コケ研究者と盆栽師と一般のコケ好きという、
前代未聞の異色メンツによる魅惑のコケ座談会。
全ページ白黒ですが、コケ写真もなかなかきれいに載っています。
お求めは慶應義塾大学出版のホームページから通販か、
もしくは、書店では「新宿紀伊国屋本店」のみで取り扱いがあるとのこと。
●『三田評論』
http://www.keio-up.co.jp/mita/mokuji/index.html
●『三田評論』通販ページ(定価430円)
http://www.keio-up.co.jp/np/ko/newbooks.do
ご興味がある方はぜひ読んでいただければ幸いです。

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<追伸>
数日前にブログから私宛てにメッセージを送ってくれましたKさんへ。
あれからすぐに返信をさせてもらったのですが、
どうも何度送ってもメールがかえってきてしまいます。
こちら側のネットの問題なのか、Kさん側のパソコンのセキュリティーの問題なのか、
原因はよくわかりませんが、これ以上どうすることもできず・・・。
Kさんがこちらを読んでくださっていることを願ってご報告まで。