以前このブログで紹介した青森県・奥入瀬のモスプロジェクト、
全10回の予定で開催されている講習会も6月から回を重ね、
9月にはその第4回講習会として、伊沢正名さんが現地で講演をされる。
伊沢さんといえば、コケが好きな方なら誰もがご存じ(知らなきゃモグリと言っても過言じゃないと思います)、
もしくはキノコや粘菌の世界でも何冊もすばらしい図鑑を残されている写真家でいらっしゃる。
そして最近は、「糞土師(ふんどし)」としてもご活躍されている。
モスプロの主催者の一人であるノースビレッジの河井さんから、
そんな伊沢さんの貴重なお話を一般の人が無料で聴ける機会を設けたという
趣旨のメールを頂いた。河井さんいわく、
「奥入瀬モス・プロジェクトでは、次回のガイド研修会に、
かの伊沢正名さんをお呼びするのですが、
うち9月2日の午後を、一般の方の聴講も可能な<特別講演>といたしました。
この機会に、できるだけ多くの方に伊沢さんのお話を聴いて頂きたいと思っております。
講演テーマは蘚苔類の研修とは直接的な関係は薄いのですが、
隠花植物写真の第一人者がたどりついた思想であること、
そしてこれからの循環型社会を真剣に考えていくうえで、
とても貴重なお話であることから、講演をお願いを致しました」
とのこと。
伊沢さんのお話が聞けるのは、たしかにめったにない機会。
しかも豊かな自然が残る奥入瀬というすばらしいロケーション!
奥入瀬の魅力は、河井さんのブログをご覧になられたらよくわかるかと思います。
「ネイチャーランブリング」といって、ゆっくり森を歩いて楽しむツアーはまさにコケ好きにはうってつけ。
しかも、現地にはコケ大好き&コケ勉強に熱心なガイドさんがたくさんおられるようです。
ご興味がある方は、ぜひこの機会に奥入瀬へ足を運ばれてはいかがでしょうか。
●日時:9月2日(日)14時〜16時
●会場:奥入瀬渓流館
●定員:50名(要申込み)
●入場:無料
●お申込み・お問い合わせ:ノースビレッジ TEL0176-70-5955