屋久島在住の画家・高田裕子さんの個展が、
4/9(水)から東京・南青山の「新生堂」にて開催されています。
<高田裕子展>
●日程:4月9日(水)〜25日(金) ※日曜・祝日休廊
●時間:am11:00〜pm6:00(最終日pm5:00)
●場所:新生堂 http://www.shinseido.com/
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-30
tel:03-3498-8383
なんと高田さんご自身も屋久島から来られていて、初日だけでなく、
2日目以降も13時〜18時まで在廊されているとのこと(!)。
ちなみに私が高田さんの絵を自分が知ったのは
去年の屋久島コケフォレーがきっかけで。
屋久島の雑貨屋さんで取り扱われていたというポストカードはコケモチーフのものばかり。
コケ友さんたちと「まさにコケの森だね!」「きっとこれは○○ゴケじゃない?!」とそれはそれは盛り上がったこと。
さらに去年8月の日本蘚苔類学会で、学会員たちのコケ作品の中に再び高田さんの絵を見つけた時は、
真夏の暑さも吹き飛ぶような、優しく爽やかな風が心の中に吹いたのを覚えています。
絵のことをよくわからない素人が言うのもなんですが、
高田さんの絵は、繊細で、優しくて、幻想的。
人間にはとうてい踏み込めないような屋久島の森が醸し出す「静寂」が
1枚の絵の中に凝縮しているように私には感じられます。
そして、そこにコケを描くということはきっと必要不可欠だったのではないかな
とも思わせてくれます(・・・勝手に評論家気取りでスミマセン!)。
なお今回の個展には新作のコケの絵も並ぶそうですので、
購入希望の方は早めに足を運ばれた方がよいかも。
またポストカードの販売もあるそうです。