▲この夏の収穫。叔母からのドイツ土産。
あっというまに9月。
うっかり1か月以上もブログをおさぼりしてしまった・・・。
この夏は結局、なんら夏らしいこともせず、
コケ遠征にも出かけなかった。
そこで気分だけでもバカンスをということで、
従姉が住むドイツへ遊びに行くという叔母に頼み、
お土産を持って帰ってきてもらった。
その内容はずばり、「コケ」と「チョコレート」。
そう、これは私の人生に欠かすことのできない
「二大好きなモノ」なのである。
ちなみに「大」と付けば「三大」をうたうのが一般的かと思われるが、
私の場合、残りの一つは「ココナッツ」である。
そして何を隠そう、買ってきてもらった「BOUNTY」というチョコレートは、
なんとチョコの中にココナッツフレークがぎっしり詰まっているという、
一粒で私の二大欲求を満たしきってくれる超優れモノのチョコレートなのである。
昔は日本にも輸入雑貨の店などに置いてあったのだが、
どういうわけかここ5、6年くらいでまったく見かけなくなってしまい、
なかば「BOUNTY」の中毒者であった私はとてもさみしい思いをしていた。
しかし、ドイツのスーパーには通年置いているという情報を聞きつけ、
このたびも大量に買ってきてもらったというわけ(実際は写真の量の5倍w)。
おそらく冬いっぱいは持つかと思う。考えただけで至福だ。
さて、話がすっかりチョコレートの方を向いてしまったが、コケの方はどうだったか。
叔母は植物は好きだが、特別にコケが好きなわけではないので、
果たしてどういうコケを、何種類くらい採ってきてくれるか、未知数であった。
「どうやって持って帰ったらええかな? 湿らせとかないとしわしわに枯れちゃうよねぇ?」
案の定、そのような質問を受けたので、
1.採る時は許可を得て、
2.ひとつまみ(少量)をそのまま紙に包んで、
3.採った場所と日付を明記して、
持って帰ってきてくれたら十分だと伝えだのだが、
ご覧のとおり、えらい量を持って帰ってきてくれた。
しかし、ざっと見てみるに種類は2種類。
ナミガタタチゴケらしきものと、
もう一つは・・・ハイゴケ科の何かだろうか。
もしかしたら日本には生育していない種類かもしれないが、
あとで図鑑と顕微鏡でゆっくり調べてみよう。
これもまた至福のひと時だ。
-------------【コケ情報】----------------------------------------------------------
親しい身内にのみ公開している自分のフェイスブックではすでにお知らせしたのだが、
もう何年も前に惜しまれながら閉園してしまったすばらしい苔庭「苔の園」を
新たに「苔の里/叡智の杜」として復活させようという取り組みが、
地元の石川県小松市で始まっているのをご存じでしょうか?
●叡智の杜公式ホームページ
いま、リニューアル開園に向けて必要な支援・資金を集めるべく、
クラウドファウンディングのサイトを通して、全国に支援の呼びかけが行われています。
●クラウドファウンディング・モーションギャラリー「叡智の杜プロジェクト」専用サイト
そう、最近巷で流行中という「クラウドファウンディング」、
これは一般的な寄付とは何が違うのか?!(じつは私も最近知ったところ…)
そのへんのことにも触れながら、次回はこの取り組みについてもう少し詳しく書きたい思います。