前回の記事のつづき。
(ここまでのお話)
「叡智の杜プロジェクト」を応援するためにクラウドファンディングに初めて参加することにしたワタクシ、
しかし、クラウドファンディングがそもそも何モノなのか知らないネット弱者(アナログ派)であるゆえ、
インターネット上での手続きにへんな不安を感じてしまい、プロジェクト専用サイトを見てはまごつくこと数か月なのであった・・・。
さて今回の「叡智の杜プロジェクト」が応援者を募っている
インターネット上のプラットフォーム「Motion Gallery」の説明によると、
<クラウドファンディング(crowd funding)とは> ※以下ホームページから抜粋。
クリエイター・表現者が不特定多数の人からプロジェクト資金を募る事を指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、
プロジェクトを始める前の段階でアイデアを元に資金を募る、新しい資金調達の仕組み
なのだとか。
「クラウドファンディング」でインターネット検索してみると、
この「Motion Gallery」以外にも巷にはあまたのクラウドファンディングサイトが存在し、
インターネット上で幅広い層からプロジェクト資金を募るというのが
「クラウドファンディング」のひとつの決まったスタイルなのらしい。
アイデアやプロジェクトの企画者は「プレゼンター」と呼ばれ(今回の場合、プレゼンターは叡智の杜プロジェクト)、
プレゼンターはプロジェクト実現後に特典(金利や株式ではなく、モノ・サービス・体験等)を
プレゼントすることを誓約しプロジェクト資金を募る。
一方、掲載されているプロジェクトを応援する人は「コレクター」と呼ばれ、
設定された額面の中から選択して特典を購入し、
事前に資金提供することで、プロジェクトの実現をあと押しする。
なお、今回の叡智の杜プロジェクトが資金を募っている古民家修繕費用の目標金額は、なんと8,880,000円也。
は、はっぴゃくはちじゅうまん・・・・・・。
こ、これは高い・・・高いゾ!!
もちろん土木建築方面に疎い私にとっては高いわけで、
この金額が修繕費用として妥当なのかもしれないが、
いやはや、募集期間はもう1か月を切っているのになんとも心配ではないか。
サイトを見ると
「目標到達に関わらず、2014月10月14日23:59までに集まった金額がファンディングされます。」
とあるので、自分が提供した資金は無駄にはならないようなのだが、
「あんたはホンマに性格が欲どおしい(=「欲深い」の関西弁?)」と常々母から厳重注意を受けている私としては、
もう一つ心配なのが、目標到達しない場合、特典はこちらに届くのか否かということである。
そこで、今回の叡智の杜プロジェクトのクラウドファンディング担当者・小柴ミホさんにメールをしてみたところ、
「目標額に達成しない場合でも、コレクターに特典はお送りします」とのこと。
おぉ、ならよかった! ←(まさに欲どおしい!)
あともう一つ気になっていた、インターネット通販などにありがちな
クレジットカードでしか決済でしかできないのかということだが、
これについても銀行振り込みかクレジット決済にしたいか選択ができるという。
これまたネット弱者としては安心材料である。
さて、ではいよいよ具体的なネット上の手続きの仕方について。手順はわりと簡単だ。
1.専用サイトの右側(または最下面)にある「プロジェクトを応援する」のボタンをクリックする、
もしくは3,000円〜の好きなチケット(これが嬉しいことに特典内容が盛りだくさんでなかなか悩む)を選択しクリックする。
2.クリックすると「Motion Gallery」への事前登録画面が現れる。
パソコンのメールアドレスを使って登録することもできるし、
フェイスブック利用者はそこからも登録できる(ちなみに私はメールアドレスで登録)。
3.必要事項に記入して「登録する」をクリックする。
するとまもなく、自分のメールアドレスにMotionGalleryから「本登録」の手続きのメールが届くので、
指定のリンク先にて本登録を済ませる。
4.本登録を済ませると、改めて3,000円〜の「応援チケット」の選択画面が現れる。
特典内容をよく確認し自分のお財布と相談の上、チケットを選択する。
5.そのまま画面を下にスクロールしていくと「決済方法選択」の欄がある。
「クレジットカード」か「銀行振り込み」、どちらの決済にするか選択する(ちなみに私は銀行振り込みを選択)。
さらに画面の最下面にある「次へ」をクリックして、次のページへ。
6.「決済情報の入力」の画面が現れるので、名前・住所など必要事項を記入(これがないと特典が送られてこない!)。
7.最後に「内容の確認」の画面が現れる。応援額・チケット内容・名前・住所などが記入事項を最終確認し「予約する」をクリック。
8.(私の場合、銀行振り込みなので)「銀行振込予約を受け付けました」の画面が現れる。終了。
このあと、まもなくして登録メールアドレスに銀行の振込先口座などの詳細情報が送られてくるので、1週間以内に入金する。
入金すると、きちんと「入金確認しました」のメールも届きます。
▲入金確認しましたのメール(画像が粗くてすみません)
いやはや、まごついていた自分が恥ずかしくなるほど、手続きは思った以上に簡潔・丁寧であった。
アマゾンでお買いものするのとさして手間は変わりない。
「応援チケット」の選択さえ迷わなければ、ものの5〜10分ほどですべては完了する。
しいて言えば「Motion Gallery」そのものに一度登録せねばならないのが面倒くさいが、
かといってこの手続きに必要なメール以外に「Motion Gallery」から
ダイレクトメールが届くとかいうことも今のところないので、その点もよい。
この数か月、なにを迷っていたのか。
杞憂とはまさにこのことである。
ちなみに「Motion Gallery」に未登録であってもプロジェクト専用サイトのホーム画面の横にある
「アップデート」や「コレクター」のページは見れるので、そこもぜひ見てみてほしい。
とくに「アップデート」では叡智の杜プロジェクトの過去の活動記録やアイデアリレーインタビューが掲載されており、
様々な職種の人のこのプロジェクトへの期待や夢などが知れて、なんだかわくわくする。
▲アップデート内のページ。
そんなわけで募集締切は10月14日なので、応募できるのは今日含めあと23日間だけ。
どのチケットにするか迷っているうちに締切が過ぎていたなんてことのないように、
ご興味のある方、申し込みはお早めにどうぞ!
●おまけ
苔庭「苔の里」の前身である「苔の園」を築き上げられた故・大石鉄郎さんのご著書があると、
コケ友Mさんから聞いて、さっそく探して読んでみた。
苔盆景と苔庭のつくり方、増やし方、病害対策など大石さんの長年のご経験に基づいたノウハウが書かれており、
さらに苔盆景・苔庭の歴史や、園芸素材として向き不向きのコケなどについても触れられている。
コケは野生。どこで育ててもそれなりにけなげに成長してくれる観葉植物とは違い、
場所を移されたり群落を乱されたりと環境を変えられると、それでもそこで妥協して生きようという道は選択しない。
だからこそ、どれだけそのコケが好む環境を人間側が推し量り、整えてあげることができるか。
そこがコケ園芸の肝。それができないと両者にとって結局、不幸な末路をたどることになってしまう。
コンパクトなサイズの本ながら、できる限り具体的なノウハウを説き、
随所に大石さんのコケとコケ園芸を楽しみたい人への思いやりが感じられる文面から、改めてそんなことを考えてしまった。
いまだベランダでうまくコケを育てられない自分は、まだまだコケと親しむ道のりは長いなぁと痛感。
(ここまでのお話)
「叡智の杜プロジェクト」を応援するためにクラウドファンディングに初めて参加することにしたワタクシ、
しかし、クラウドファンディングがそもそも何モノなのか知らないネット弱者(アナログ派)であるゆえ、
インターネット上での手続きにへんな不安を感じてしまい、プロジェクト専用サイトを見てはまごつくこと数か月なのであった・・・。
さて今回の「叡智の杜プロジェクト」が応援者を募っている
インターネット上のプラットフォーム「Motion Gallery」の説明によると、
<クラウドファンディング(crowd funding)とは> ※以下ホームページから抜粋。
クリエイター・表現者が不特定多数の人からプロジェクト資金を募る事を指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、
プロジェクトを始める前の段階でアイデアを元に資金を募る、新しい資金調達の仕組み
なのだとか。
「クラウドファンディング」でインターネット検索してみると、
この「Motion Gallery」以外にも巷にはあまたのクラウドファンディングサイトが存在し、
インターネット上で幅広い層からプロジェクト資金を募るというのが
「クラウドファンディング」のひとつの決まったスタイルなのらしい。
アイデアやプロジェクトの企画者は「プレゼンター」と呼ばれ(今回の場合、プレゼンターは叡智の杜プロジェクト)、
プレゼンターはプロジェクト実現後に特典(金利や株式ではなく、モノ・サービス・体験等)を
プレゼントすることを誓約しプロジェクト資金を募る。
一方、掲載されているプロジェクトを応援する人は「コレクター」と呼ばれ、
設定された額面の中から選択して特典を購入し、
事前に資金提供することで、プロジェクトの実現をあと押しする。
なお、今回の叡智の杜プロジェクトが資金を募っている古民家修繕費用の目標金額は、なんと8,880,000円也。
は、はっぴゃくはちじゅうまん・・・・・・。
こ、これは高い・・・高いゾ!!
もちろん土木建築方面に疎い私にとっては高いわけで、
この金額が修繕費用として妥当なのかもしれないが、
いやはや、募集期間はもう1か月を切っているのになんとも心配ではないか。
サイトを見ると
「目標到達に関わらず、2014月10月14日23:59までに集まった金額がファンディングされます。」
とあるので、自分が提供した資金は無駄にはならないようなのだが、
「あんたはホンマに性格が欲どおしい(=「欲深い」の関西弁?)」と常々母から厳重注意を受けている私としては、
もう一つ心配なのが、目標到達しない場合、特典はこちらに届くのか否かということである。
そこで、今回の叡智の杜プロジェクトのクラウドファンディング担当者・小柴ミホさんにメールをしてみたところ、
「目標額に達成しない場合でも、コレクターに特典はお送りします」とのこと。
おぉ、ならよかった! ←(まさに欲どおしい!)
あともう一つ気になっていた、インターネット通販などにありがちな
クレジットカードでしか決済でしかできないのかということだが、
これについても銀行振り込みかクレジット決済にしたいか選択ができるという。
これまたネット弱者としては安心材料である。
さて、ではいよいよ具体的なネット上の手続きの仕方について。手順はわりと簡単だ。
1.専用サイトの右側(または最下面)にある「プロジェクトを応援する」のボタンをクリックする、
もしくは3,000円〜の好きなチケット(これが嬉しいことに特典内容が盛りだくさんでなかなか悩む)を選択しクリックする。
2.クリックすると「Motion Gallery」への事前登録画面が現れる。
パソコンのメールアドレスを使って登録することもできるし、
フェイスブック利用者はそこからも登録できる(ちなみに私はメールアドレスで登録)。
3.必要事項に記入して「登録する」をクリックする。
するとまもなく、自分のメールアドレスにMotionGalleryから「本登録」の手続きのメールが届くので、
指定のリンク先にて本登録を済ませる。
4.本登録を済ませると、改めて3,000円〜の「応援チケット」の選択画面が現れる。
特典内容をよく確認し自分のお財布と相談の上、チケットを選択する。
5.そのまま画面を下にスクロールしていくと「決済方法選択」の欄がある。
「クレジットカード」か「銀行振り込み」、どちらの決済にするか選択する(ちなみに私は銀行振り込みを選択)。
さらに画面の最下面にある「次へ」をクリックして、次のページへ。
6.「決済情報の入力」の画面が現れるので、名前・住所など必要事項を記入(これがないと特典が送られてこない!)。
7.最後に「内容の確認」の画面が現れる。応援額・チケット内容・名前・住所などが記入事項を最終確認し「予約する」をクリック。
8.(私の場合、銀行振り込みなので)「銀行振込予約を受け付けました」の画面が現れる。終了。
このあと、まもなくして登録メールアドレスに銀行の振込先口座などの詳細情報が送られてくるので、1週間以内に入金する。
入金すると、きちんと「入金確認しました」のメールも届きます。
▲入金確認しましたのメール(画像が粗くてすみません)
いやはや、まごついていた自分が恥ずかしくなるほど、手続きは思った以上に簡潔・丁寧であった。
アマゾンでお買いものするのとさして手間は変わりない。
「応援チケット」の選択さえ迷わなければ、ものの5〜10分ほどですべては完了する。
しいて言えば「Motion Gallery」そのものに一度登録せねばならないのが面倒くさいが、
かといってこの手続きに必要なメール以外に「Motion Gallery」から
ダイレクトメールが届くとかいうことも今のところないので、その点もよい。
この数か月、なにを迷っていたのか。
杞憂とはまさにこのことである。
ちなみに「Motion Gallery」に未登録であってもプロジェクト専用サイトのホーム画面の横にある
「アップデート」や「コレクター」のページは見れるので、そこもぜひ見てみてほしい。
とくに「アップデート」では叡智の杜プロジェクトの過去の活動記録やアイデアリレーインタビューが掲載されており、
様々な職種の人のこのプロジェクトへの期待や夢などが知れて、なんだかわくわくする。
▲アップデート内のページ。
そんなわけで募集締切は10月14日なので、応募できるのは今日含めあと23日間だけ。
どのチケットにするか迷っているうちに締切が過ぎていたなんてことのないように、
ご興味のある方、申し込みはお早めにどうぞ!
●おまけ
苔庭「苔の里」の前身である「苔の園」を築き上げられた故・大石鉄郎さんのご著書があると、
コケ友Mさんから聞いて、さっそく探して読んでみた。
苔盆景と苔庭のつくり方、増やし方、病害対策など大石さんの長年のご経験に基づいたノウハウが書かれており、
さらに苔盆景・苔庭の歴史や、園芸素材として向き不向きのコケなどについても触れられている。
コケは野生。どこで育ててもそれなりにけなげに成長してくれる観葉植物とは違い、
場所を移されたり群落を乱されたりと環境を変えられると、それでもそこで妥協して生きようという道は選択しない。
だからこそ、どれだけそのコケが好む環境を人間側が推し量り、整えてあげることができるか。
そこがコケ園芸の肝。それができないと両者にとって結局、不幸な末路をたどることになってしまう。
コンパクトなサイズの本ながら、できる限り具体的なノウハウを説き、
随所に大石さんのコケとコケ園芸を楽しみたい人への思いやりが感じられる文面から、改めてそんなことを考えてしまった。
いまだベランダでうまくコケを育てられない自分は、まだまだコケと親しむ道のりは長いなぁと痛感。