今日で阪神淡路大震災から18年になる。
当時、実家の神戸に住んでいて被災した私は、
あの日のこと、それからしばらくの日々のことは
いまも鮮明に覚えていて、一生忘れないと思う。
突然、旅立たねばならなくなった多くの命に黙祷。
そしてあの被災経験がこれからの私自身や
周りの人たちに必ず生かせますように。
毎年この日がくると身が引き締まる。
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さて、先の連休から東京は寒い日が続いている。
成人の日だった14日はあまりの大雪に
コケ友さんたちとの新年会も延期となってしまった。
こう寒いと、どうしても行かねばならない場所には
「えいやっ!」と気合を入れて出向くが、
できれば家でヌクヌクしながら時間をたっぷり使って、
普段はなかなかしないようなことに
集中したりするのが、冬らしい過ごし方だと思う。
そんなわけで先週末は、
友人Cちゃんをわが家に招いて、
前々から興味のあった刺繍に初挑戦。
もともと密室で初対面の集団の中で
先生に何かを教えてもらうということが
あまり得意ではない私。
一方、興味のある分野には即飛び込み、
カルチャースクール等の講座に
ばんばん通っているCちゃん。
数年前には刺繍の講座にも通ったということで、
今回はCちゃんが私の刺繍の先生になってもらうことに。
Cちゃんはテレビがあると
集中できないということで、
いつもは?ながら?が常習の私も、
今日ばかりは先生に素直に従い、
無音の部屋で何時間もひたすら
チクチク、チクチク。
▲C先生、刺繍中。それにしても部屋がとっちらかってますね・・・。
で、できた作品がこちら。
▲コケのくるみボタン。下絵は私が描いたものの、うち二つの刺繍はC先生にほとんど頼ってしまった。。
▲こちらはアルファベッドを木に見立て、そこに生えたコケたち(地衣類もいます)。今回は私のイニシャルで作ってみた。
くるみボタンはジャケットの襟元につけたらかわいいかも。
イニシャルは、冬用のコートの裾に付けたり、
革なんかを台紙にしてブローチにするのもいいなぁ。
出来映えはどうあれ、やっぱり自分で作ると
がぜん愛着がわいてきて、あれこれ楽しい妄想が広がってしまう。
午後イチから集まってかれこれ
6〜7時間は机に向かっていただろうか。
かなりの長丁場だったが、
いったん集中しだすと刺繍はなかなかおもしろい。
まさに冬にぴったりの手作業だ。
また近いうちにC先生をお招きして、
第2回を開きたいところである
(先生、よろしくお願いしますm(_ _)m)。
なお一応、どのコケもちゃんとモデルがいて、
図鑑を参考に作っている。
なんのコケかわかるかしら。